【優駿牝馬】注目馬!デアリングタクト(見解)
■3戦3勝 [3-0-0-0]
現在、無傷の3連勝中のデアリングタクト。前走「桜花賞(G1)」では、メンバー上がり最速をマークし、1番人気のレシステンシアを差し切って勝利した。後方から一気に先頭集団を交わす走りは桁違いだった。
直近5年すべて「桜花賞組」が馬券に絡み、そのうち3戦は1着。「桜花賞」を勝利したデアリングタクトにとって、この傾向は好材料と言えそうだ。
■鞍上、松山弘平騎手
鞍上は、デビューからコンビを組んでいる松山弘平騎手。現在(5/17)、リーディングジョッキー4位とメキメキと頭角を現してきている。また、先週のヴィクトリアマイルでは、4番人気のサウンドキアラを2着に持ってくるなど、今好調な騎手と言っていいだろう。
■不安は「状態」と「初ものづくし」
【状態】
「桜花賞」は重馬場となり、タフな競馬だった。ダメージが残っていないか心配だ。レース後に放牧に出し、リフレッシュを図ったようだが、どこまで回復しているかは注意したい。
【初ものづくし】
今回、「初の輸送」や「初の左回り」、「初の芝2400メートル」と初ものづくし。輸送でテンションが上がらないか心配だ。
桜花賞と優駿牝馬(オークス)のニ冠に輝いた牝馬は、アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイの3頭。さらに、無敗の牝馬ニ冠となるとミスオンワードのみ。60年以上も現れていない。
これまで圧巻の勝利を重ねてきた馬、大記録に期待がかかる。