【NHKマイルC】注目馬!サトノインプレッサ(見解)
■3戦3勝
現在3戦3勝。堀厩舎のルフトシュトロームと同じく無敗馬。
3戦ともメンバー上がり最速をマークし、2・3番人気をよい意味で裏切る形で勝利を重ねてきた。
特に前走「毎日杯(G3)」では、それまでG3で好走を続けてきたアルジャンナとの競り合いを制し勝利。力のある競馬を見せてくれた。
■良血馬
父ディープインパクト、母サプレザの良血馬。
母サプレザは、「サンチャリオットS(英G1・芝1600m)」を3度制覇し、日本では、「マイルチャンピオンS(G1)」を3着→4着→3着と好走を続けてきた馬。
ここまでの実績を見ていれば、母の血をしっかり受け継いでいると言えそうだ。
■不安は輸送・多頭数
【輸送】
これまで京都と阪神を舞台に活躍、東京でのレースは今回初となるため、輸送への対応が気にかかる。
【多頭数】
新馬戦以外のレースでは7、10頭立てと少頭数でのレースであった。後方からの末脚で勝ってきただけに、多頭数(18頭)で自分のレース展開に持ち込めるかが鍵になりそうだ。
これまで渋った馬場(稍重、重)の中、後方からの末脚で差す競馬と、父ディープインパクトに似つかわしくない内容で勝利を重ねてきた。
良馬場でのパフォーマンスが、まだ未経験なだけに疑問は残るが、ここは軽い馬場で数々の歴史を作ってきた父ディープインパクトの血の見せ所とポジティブに考えたい。
メンバー上位の能力馬、無傷でG1初制覇に期待がかかる。