【天皇賞・春】フィエールマン(見解)
■G1を2勝、淀の舞台は得意
昨年の「天皇賞・春」覇者。史上5頭目の連覇に挑む。
「菊花賞(G1)」、そして「天皇賞・春(G1)」と淀の舞台でG1を2勝している。スタミナはメンバー屈指と考えていいだろう。
昨年、「凱旋門賞(G1)」に挑戦し12着と厳しい成績となった。前走「有馬記念(G1)」ではダメージが心配されていたが4着。勝ったリスグラシューは別格だったと考え、2着サートゥルナーリア、3着ワールドプレミアに次ぐ成績を上げたのは評価したい。
■鉄砲駆けの実績あり
昨年は「AJCC(G2)」で叩いた後の本戦だったが、今回は「有馬記念」からのぶっつけとなる。
間隔があいてしまうが、勝った「菊花賞」「天皇賞・春」ともに、約3ヶ月以上の間隔があり鉄砲駆けの実績は十分。ここでの休み明けについては心配いらないだろう。
淀の舞台のG1を2勝。これほどプラス材料はない。長距離適性もメンバーで上位、鞍上は主戦C.ルメール騎手、難癖のつけようがない。
主役であることは誰も疑わない、連覇に期待がかかる。