【天皇賞・春】キセキ(見解)
■G1で安定した成績
2017年「菊花賞(G1)」覇者。
その後、重賞に出走するものの勝ち星から遠ざかっている。しかし、大崩れはなく安定した成績を残してきたところを鑑みると、能力は十分とみたい。
京都を舞台にしたレースは「菊花賞」ぶり、初のG1制覇の舞台で復権を期待したくなる。
■不安材料(出遅れ)
父ルーラーシップの子だからか!?父親譲りの「出遅れ癖」が出てきているように思える。
直近2戦(有馬記念、阪神大賞典)での出遅れは、敗因の一つと言っていいだろう。特に「阪神大賞典」で、1.6倍の1番人気であるにも関わらず、出遅れが響き7着という成績は不安でしかない。
■鞍上、武豊騎手
今回、鞍上は武豊騎手。
テン乗りとなるがベテラン騎手、馬の折り合いの問題は考えにくい、また、舞台は京都、得意の舞台なら、テン乗りの不安は度外視でいいだろう。
これまでの実績を踏まえると、メンバー能力上位であることは間違いない。
勝利への鍵は「問題なくスタートを切れるか!?」という点だろう。武豊騎手の手綱さばきでクリアすることを期待したい。
スムーズなスタートを切れれば、勝ち負けの可能性は十分と考える。