阪神牝馬S、ダノンファンタジー(見解)
■9戦5勝 [5-1-0-3]
阪神JFの優勝馬ダノンファンタジー。
3歳での活躍を期待された存在だったが、牝馬クラッシック「桜花賞(G1)」4着、「オークス(G1)」5着と馬券外の成績。秋の「ローズS(G2)」こそ勝利したが、「秋華賞(G1)」で8着と凡走してしまった。
「桜花賞」は勝ち馬グランアレグリアが別格だった。2着以降はタイム差の無い接戦だったということを考えると着順以上に評価して良いと考える。
「オークス」は距離、「秋華賞」は馬場(稍重)と明確に敗因が分かる内容だった。
今回、得意の芝1600メートル、天気も問題無さそうなので馬場の心配もいらなそうだ。
そのため、牝馬クラシック2戦の敗退(着順)だけをみて、能力評価を下げる必要は無いだろう。
■阪神はベストな舞台!?
桜花賞で負けたが、阪神JF、チューリップ賞、ローズSで勝利と、阪神の成績は5戦4勝 [4-0-0-1]という素晴らしい実績を挙げている。
負けた桜花賞も接戦だったため、阪神はベストな舞台として見ていいだろう。
■斤量55キロ
メンバー唯一のG1馬。斤量はトップハンデの55キロとなった。55キロで勝利したことが無いのが気になる。この斤量がレースにどのように影響するかがポイントとなりそうだ。
陣営の目指す目標がヴィクトリアマイルではと勘ぐってしまう。今回のレースのへ力の入れ具合が気になるが、それでもメンバー唯一のG1馬であり、屈指の実力馬であることは間違いない。
得意の舞台で勝利し、ヴィクトリアマイルへの弾みとしたいところだ。