桜花賞、デアリングタクト(見解)
デアリングタクト
■2戦2勝 [2-0-0-0]
現在、2戦2勝 [2-0-0-0]と出走予定馬の中で最も戦歴が少ない。2戦と少ないがどちらも勝利を挙げその内容の素晴らしいものであった。
【新馬戦】
新馬戦はメンバー上がり最速をマークし1馬身半差をつけての勝利。中団でレースを進め、最終コーナーで外の馬に寄られ若干不利を受けたような状況になったが、直線で立て直し、外に切り替えて末脚であっさり突き抜けゴールした。
【エルフィンS(L)】
前走「エルフィンS(L)」では、デビュー戦同様にメンバー上がり最速をマークし自慢の末脚を披露。直線で一人旅となる4馬身差をつけてゴール。
勝ちタイム1分33秒6、「出遅れ」「時計がかかる馬場」という点を踏まえると、この勝ちタイムは驚異的といえるのではないだろうか。
■血統
父エピファネイア、母デアリングバードという血統。エピファネイアは「菊花賞」「ジャパンC」を制した名馬。母は未勝利馬(キャリア1戦)。母母デアリングハートは重賞ウイナー。
母デアリングバードが無名だが総合的な血統背景から考えると、重賞で活躍する条件は揃っていると考えたい。
キャリア2戦だがパフォーマンスは十分、下剋上があるとすれば、この馬は外せないだろう。