こんにちは。
今日は、「高松宮記念×タワーオブロンドン」というテーマで記載します。
3月29(日)に中京競馬場で行われる「高松宮記念」。
現在、人気上位(※)のタワーオブロンドン、昨年の秋に「スプリンターズS」を制覇、今回「高松宮記念」を制すと短距離G1連覇となる。
今回、注目度といっても過言ではないだろう、タワーオブロンドンについて記載してみたいと思う。
【記事のポイント】
・堅実な実績
・斤量57キロは好材料
・差し競馬で決着できるか!?
・鞍上福永祐一騎手折り合いが鍵
■堅実な実績
昨年の「スプリンターズS(G1)」覇者。今回、出走予定のモズスーパーフレア、ダノンスマッシュ、ミスターメロディらを抑えての勝利。その他、スプリント路線の重賞で5戦2勝 [2-1-2-0]と堅実に結果を挙げている。
前走「フジオーシャンS(G3)」では3着とG1ホースとしては物足りなさを感じたが、“長期休み明け”“斤量も58キロ”という点を考えれば上々の内容だったと捉えるのが妥当か。
1度使っての上積みは見込めるので、叩きとしてここはプラスと考えたい。
■斤量57キロは好材料
芝1200メートルで勝ち切れない場合、すべて斤量58キロだった。逆に勝利したレースはすべて57キロ。今回57キロで挑めるのはプラス材料と考えたい。
もちろん、勝ち負けの要因は「斤量」以外にもあるが、このデータは一応頭に入れておいてもよいだろう。
■差し競馬で決着できるか!?
この馬の強みは「最後の直線での“末脚”」。
今回、セイウンコウセイ、ナックビーナスなど先行馬がいる。ハナはモズスーパーフレアと予想。こういった有力馬を見ながら折り合いをつけ、最後に指し決着に持ち込むことができるかが鍵になりそうだ。
■鞍上福永祐一騎手折り合いが鍵
当初、鞍上はヒューイットソン騎手としていたが急遽、福永祐一騎手に替わった。昨年、ミスターメロディでこのレースを制しているだけに陣営の期待も大きいはず。
主戦騎手C.ルメールに比べると鞍上弱化と言わざるを得ないが、福永祐一自身、中京での実績はかなりよいので、この舞台での乗り替わりはプラス材料でよいだろう。テン乗りとなるので折り合いが鍵となりそうだ。
昨年「スプリンターズS」制覇だけでなく、その他の重賞で堅実な成果を挙げ飛躍の年となった。この勢いで、春の短距離G1を奪取し、スプリント界を盛り上げたい。