こんにちは。
今日は「阪神大賞典×キセキ」というテーマで記載します。
3月22日(日)に阪神競馬場で行わなれる「阪神大賞典(G2・芝3000m)」。春の「天皇賞(G1)」を見据える重要なステップレースで、長距離戦を得意とする古馬一線級が集結する。
近年だと、2015年のゴールドシップは勝利後、天皇賞春を連勝、その他2017年サトノダイヤモンド、2016シュヴァルグランなどは、馬券圏内に入る好走を挙げている。
今回、有力馬が集結しているが、その中でも、人気上位のキセキに注目してみたい。
【記事のポイント】
・2017年「菊花賞(G1)」優勝馬
・20戦4勝 [4-4-5-7]
・鞍上、川田将雅騎手
■2017年「菊花賞(G1)」優勝馬
2017年の秋シーズンでは「神戸新聞杯(G2)」を2着、続く「菊花賞(G1)」を2馬身差で完勝したキセキ。
菊花賞では、不良馬場という最悪の状況に加え、スタート出遅れと不安の中レースは進んだ。
道中、後方からの展開だったが、最後のコーナーで大外からのジワジワと先頭をとらえ、直線ではメンバー上がり最速をマークした末脚を披露し、差をつけての完勝。鞍上、M.デムーロのゴール時のガッツポーズが印象的だった。
■20戦4勝 [4-4-5-7]
6歳馬、キャリア20戦4勝、先に述べた「菊花賞」以外にも、「天皇賞秋」「ジャパンC」「有馬記念」などのG1レース、そして「フォア賞」「香港ヴァーズ」と言った海外重賞にも挑戦してきた百戦錬磨の実力馬である。
G1に注目すると、成績は10戦1勝[1-3-1-5]と馬券圏内率50%、掲示板に広げると70%になる。
今回のメンバーで、これ程の実績を持った馬はいない。またG1ホースもキセキただ一頭だけというのも注目ポイントだ。
■鞍上、川田将雅騎手
昨年の秋はスミヨン騎手、ムーア騎手が鞍上を務めたが、その前は川田将雅騎手が主戦騎手であった。川田将雅騎手×キセキの成績は6戦0勝[0-3-2-1]と連対率50%、馬券圏内率は80%超えである。
昨年のリーディングジョッキー2位、今年は1位(2020年3月15日現在)と昨年に続き好調の騎手を4戦ぶりに鞍上に迎え入れている点に、陣営の気合を感じる。
昨年の暮れの有馬記念を5着と国内トップクラスの実力を示した。
距離の3000メートルに関しても菊花賞を勝利した実績がある、キャリアも十分、メンバーでは明らかに格上の存在だ。
そこに、鞍上川田将雅騎手となれば、主役の条件は揃った、「阪神大賞典」を勝利し春のG1戦線に向け弾みをつけたい。