こんにちは。
今日は「フェブラリーS×インティ」というテーマで記載します。
2月23日(日)、東京で行われる「フェブラリーS(G1)」。国内の上半期のダート最強馬決定戦、2020年のG1戦線がいよいよ開幕となる。
チャンピオンズカップ優勝馬クリソベリル、2着馬ゴールドドリームといった実力馬が出走しない状況で、人気(※)となっているのがインティとモズアスコット。今回、連覇のかかるインティに注目してみたい。
■13戦7勝 [7-1-2-3]
ダート界の快速馬インティ。昨年のフェブラリーSを制し7連勝をマークした。その後、「かしわ記念(G1)」2着、「帝王賞」6着、そして秋シーズンの「みやこS(G3)」では15着と大敗。暮れの「チャンピオンズC(G1)」は3着と馬券圏内に入ったものの、昨年の成績は一昨年と比べると満足のいく結果では無かった。
ただ、ネガティブな部分をフォローしておくと、「帝王賞」は“距離(2000メートル)”、「みやこS」は“展開”と“4コーナー不利”とそれぞれ明確な敗因があった。少なくとも「みやこS」の大敗は度外視したいところだ。
■戦法の幅が広がった!?
インティと言えば「逃げ」というイメージ。しかし今年の始動戦「東海S(G2)」は違った。中団少し前に位置しレースを展開し、最後の直線で差す競馬をしたのだ。
最も外枠だったので、無理に先行出来なかったのではということも考えられるが、どちらにせよ従来と違う競馬をしても崩れることなく3着に入ったのは評価したい。
■ライバルはいない!?
今回、先に述べたとおりクリソベリル、ゴールドドリームなど、ライバルとなりうる馬が出走していない。ここでは実力、能力面において頭一つ抜けた存在と考えたい。
もちろん、昨年「マイルチャンピオンシップ(G1)」を勝利したサンライズノヴァ、「東海S(G2)」でインティに先着したヴェンジェンスなどがいるが、トータルの実績で言うと格下感が否めない。
逆に「根岸S(G3)」で初ダートであるにも関わらず勝利したモズアスコットの方が怖い存在かもしれない。
今回のメンバーなら十分優勝争いの中心になることは間違いないだろう。「インティ×武豊騎手の連覇達成」は誰もが注目する話題であり、期待もしていることだと思う。筆者もその一人、今から週末が待ち遠しい。