こんにちは。
今日は「共同通信杯、出走予定馬全頭見解」というテーマで記載します。
■マイラプソディ
デビューから無傷の3連勝。3戦どれも単勝1倍台のオッズ、武豊騎手を背にファンの期待に応え勝利を重ねてきた。強みは瞬発力、これまで抜群の末脚で先頭を交わすシーンが幾度もあった。同世代コントレイル、サリオスと言ったG1ホースに引けを取らない実力馬と言っていいだろう。
課題は「初の長距離輸送」「初の東京競馬場」の2つか。日本ダービーを見据えた東京遠征と考えれば課題はしっかりクリアしてほしいところ。クラシック戦線の主役になるためにも前哨戦のここでは負けられない。
■フィリオアレグロ
デビュー戦（東京・芝2000メートル）をレッドルレーヴとの一騎打ちを制し勝利。勝ちタイムは2:01.7、重馬場でこのタイムは驚異だ。
半兄に宝塚記念を勝利したサトノクラウンがいる良血馬。父ディープインパクトは本レースにおいて好材料（好走血統）。2戦目で重賞制覇も十分ありえる。
■ダーリントンホール
現在3戦1勝 [1-0-2-0]。直近2戦は人気を得ながら3着、続けて人気を裏切る内容だったが、逆に言うと常に馬券圏内は100％、安定した結果とも言える。
不安は初の左回り、東京の高速馬場への対応力。実績踏まえ、重い印を打つには気が引ける。現在、人気だが鞍上（C.ルメール）効果も大きいだろう。過度な信頼は禁物かもしれない。
■ココロノトウダイ
現在3戦2勝 [2-1-0-0]。デビューから一貫して1800メートルを使ってきた。3戦ともメンバー上がり最速をマークした末脚実績も好感が持てる。少なくとも距離適性は問題ないだろう。
不安はエイシンフラッシュ産駒であること。2017年から今年で4年目になるが未だ重賞を勝っていない。実績はメンバー上位、血統背景を差し引いても何かしらの印は打っておきたい。
■ビターエンダー
現在3戦1勝 [1-0-1-1]。前走「京成杯(G3)」ではメンバー上がり上位の4着、重賞でもある程度力のある競馬が出来ることを証明した。
東京での好走実績もあり、枠も内枠と良い位置に入ったが、鞍上ミナリク騎手がマイナスポイント。お世辞にも実績のある騎手とは言い難い。馬のポテンシャルは評価するが鞍上のマイナスが引っかかる。
■シングンバズーカ
5戦1勝 [1-2-1-1]と安定した結果を残している。デビューから一貫して1600メートルを使い、4戦メンバー上がり最速をマーク、残り1戦も上位2位と末脚が強みの馬だ。直近3戦を3着→2着→1着と調子を挙げてきている。経験はメンバー屈指、人気はそれほどでも無いが侮れない一頭だ。
■エン
地方からの参戦、初の芝レース。難しい。
■シコウ
デビュー戦は勝利したが、その後4戦し全て凡走。ここでの飛躍は考えにくい。
■アジュバント
9戦2勝 [2-3-0-4]。内訳はダート7戦、芝2戦。芝の実績は5着、11着。厳しい。
