【クイーンC】ルナシオン、父ディープ譲りの鋭い末脚で重賞初制覇へ!

こんにちは。

今日は「デイリー杯クイーンC×ルナシオン」というテーマで記載します。

 

牝馬クラシックへと続く3歳牝馬限定重賞。昨年の勝ち馬クロノジェネシスはその後「桜花賞(G1)」「オークス(G1)」を3着、「秋華賞(G1)」では優勝している。2016年メジャーエンブレムは「NHKマイルカップ(G1)」を優勝と、このレースでの活躍を機にG1ホースに成長する馬が少なくない。

 

現在、予想オッズ(※)で上位人気のルナシオンに注目してみたい。

(※)『netkeiba.com』予想オッズ

 

 

■良血馬

父ディープインパクト、母ピラミマ。半兄に昨秋「ジャパンC(G1)」を制したスワーヴリチャードがいる。

 

スワーヴリチャードは、「ジャパンC(G1)」だけでなく「東京優駿(G1)」「安田記念(G1)」「アルゼンチン共和国杯(G2)」といった東京を舞台で好走している。左回りは得意と言ってもいいだろう。

 

そんな血を受け継いだ仔ルナシオンなら、東京の舞台での活躍を期待したくなる。

 

 

■デビュー戦を驚異の末脚で勝利

東京1800メートルを舞台としたデビュー戦。スタート良く番手につけレースを展開、道中折り合いを欠く場面もあり、4コーナーでは馬群に揉まれた。

 

正直、直線序盤で前に壁があり万事休すと思ったが、最後の1ハロンが驚異だった。外に出し、そこから強烈な切れをみせ、先頭を走るヴィズサクセスを捉えゴール。

 

道中折り合いや最後のエンジンの掛かるまでの時間など、課題はあれど切れ味は抜群、今後に期待の持てる走りだった。

 

 

まだ1戦しかしていない馬、休養明け初戦ということで仕上がりが気になる。

 

今回の鞍上はデビュー戦で騎乗した福永騎手に替わってC.ルメールが務める。3年連続リーディングジョッキーが乗り役となれば鞍上強化と考えるのは自然だろう。期待が膨らむ。

 

メンバーには、重賞を好走した実績があるミヤマザクラマジックキャッスルや、良血馬ホウオウピースフルなどがいる。厳しいレースになりそうだが、デビュー戦の強烈な伸び脚とプラス成長分があれば、上位争いは間違いないだろう。