【シンザン記念】良血馬サンクテュエール、名牝への道スタートか!?

こんにちは。

今日は「シンザン記念×サンクテュエール」というテーマで記載します。

 

11月12日(日)に3歳重賞の最初を飾る「シンザン記念(G3)」が京都競馬場で行われる。

 

出走登録馬はフルゲート18頭に対し12頭と少ない。登録馬は「アルテミスS(G3)」2着のサンクテュエール、「朝日フューチュリティ(G1)」5着のプリンスリターン、「朝日フューチュリティ(G1)」4着のタガノビューティーなどがいるが、どの馬も他を圧倒するような飛び抜けた実績は挙げていない。

 

やや期待に欠ける印象だが、今回サンクテュエールに注目してみたいと思う。

 

 

■2戦1勝 [1-1-0-0]

ディープインパクト産駒のサンクテュエール。

 

デビュー戦「2歳新馬」では1番人気となり、それに応えるようにメンバー上がり最速の末脚を使って1着となった。「アルテミスステークス(G3)」に駒を進めたが、リアアメリアにコンマ0.1秒差の2着。

 

勝ったリアアメリアは「阪神ジュベナイルフィリーズ」に駒を進め、サンクテュエールは3歳初戦の舞台として「シンザン記念」を選んだ形だ。

 

 

■アルテミスステークス

前走「アルテミスステークス(G3)」は、向正面でスルスルと前に進め番手につけ、最後の直線ではメンバー上がり2位と伸びのある脚を使って坂を上った。

 

最後は、後方から驚異の末脚で飛んできたリアアメリアに差し切られることになったが、このレースは勝ったリアアメリアが単に強かっただけと言うしかない。リアアメリアとサンクテュエールの人気も1.3倍、5.2倍と差があり、順当と言えば順当という結果であった。

 

ただ、東京の坂でディープインパクト産駒らしい“伸びのある脚”を見せてくれたのは収穫だった。

 

今回の舞台「京都芝1600メートル(外)」は、道中急坂があるが、その後ゴールまで平坦、直線でのスピード勝負になれば期待できる馬だと思われる。

 

 

■良血馬

母は米G1「バレリーナS」を勝利した馬で、兄には米G1を2勝(ターフクラシックS、ウッドワードS)のヨシダもいる良血。スピード決着となれば、この良血は決め手になりそうだ。

 

 

好位からの競馬が上手くスピードがある馬、不安点を挙げるとすると“初の右回りコース”への対応力だろうか。メンバーの中では実績踏まえ能力上位、注目したい1頭だ。