【中山金杯】トリオンフは実力馬か?危険な人気馬か?

こんにちは。

今日は「中山金杯×トリオンフ」をテーマに記載します。

 

1月5日(日)、中山競馬場で行われる「中山金杯」。昨年の勝ち馬のウインブライトはその後「クイーンエリザベス2世C」「香港カップ」を制覇。
2015年の勝ち馬ラブリーデイは同年の「宝塚記念」「天皇賞(秋)」を制覇など、活躍馬を輩出している隠れた出世レース。

 

現在、人気上位(※)に位置しているトリオンフに注目。
(※)『netkeiba.com』予想オッズ

 

 

■G3では安定した結果

約1年4ヶ月の長期ブランク後の「チャレンジカップ(G3)」を2着。ゴール前でメンバー上がり最速の末脚を見せたロードマイウェイに差されてしまったが、着差はアタマ差と十分パフォーマンスを発揮したと言っていいだろう。

 

2018年の「大阪杯(G1)」では、G1級の馬たちに力負けの8着と厳しい結果だったが、4コーナーあたりで後方から2着まで巻き返す脚は、実力馬相手に引けを取らない走りだった。

 

その他、同年「小倉大賞典(G3)」「小倉記念(G3)」を制している。(小倉二冠) また「鳴尾記念(G3)」は2着とG3のレースでは安定した結果を出している。

 

このことから、G1級では無いにせよ“重賞では十分通用する能力”があると考える。

 

 

■不安は3点

①斤量58キロ

トップハンデの58キロは軽視できない斤量だと思われる。

 

②初の中山

初の中山競馬場。前走「チャレンジカップ」で見せた走りを中山の舞台で同じように発揮できるかは疑問。関東への初輸送も気になるところ。

 

③乗り役が安定していない

この馬は乗り役がコロコロ変わり安定していない。今回の鞍上は、これが初騎乗となる三浦皇成騎手。

 

三浦皇成騎手は2019年リーディングジョッキーで6位と前年の16位から飛躍している騎手、初騎乗でも上手く乗りこなすと期待したいが、全幅の信頼を置くには気が引ける。

 

 

■危険な人気馬か?

復帰戦のチャレンジカップ2着、復帰前の小倉二冠などを踏まえ期待が高まっているのか現在人気上位。不安点をみると、期待より不安が多い気がする。やや人気が高いのでは?

 

枠順ももちろん関係するが、発表後さらに人気が上がるようなら「危険な人気馬」という考えもアリかもしれない。

 

 

ノーザンダンサー系のトリオンフ。スピード持続が武器となる馬。中山は初だがメンバーでは能力上位と言っていいだろう。馬のパフォーマンスに期待。