こんにちは。
今日は「リスグラシュー」をテーマに記載します。
有馬記念で引退を迎えるリスグラシュー。他の馬たちの騎手が決まる中、リスグラシューの鞍上が空白のままだったが、「特例」でD.レーン騎手に決まった。
■レーン騎手とは
今年の春、短期免許で初来日したレーン騎手。ヴィクトリアマイル、宝塚記念と言った中央G1だけでなく、地方・帝王賞まで勝利と活躍。
※宝塚記念優勝馬はリスグラシュー
印象深いトピックとしては「二冠が期待されたサートゥルナーリアの騎乗」。主戦ルメールの騎乗停止に伴い、乗り替わりとして選ばれたのは短期免許で来日していたレーン騎手だった。結果は1番人気で4着。結果は厳しいものだったが、他の活躍も含め春競馬シーズンの話題をさらった騎手と言っていいだろう。
■リスグラシュー、遅咲きの女王
一昨年（3歳）は、牝馬三冠（桜花賞、オークス、秋華賞）に出走するも勝ち切れない結果が続いた。
昨年（4歳）は、エリザベス女王杯制覇やヴィクトリアマイル2着などG1での活躍以外に、香港ヴァーズ2着など海外でも活躍した。
今年はレーン騎手とのコンビで「宝塚記念」、そして「豪G1・コックスプレート」を制したのが記憶に新しい。
4歳時に「JRA最優秀4歳以上牝馬」を受賞しているが、改めて振り返ると遅咲きだったかもしれない。
■有馬記念、リスグラシュー×レーン騎手で有終の美へ
有馬記念は、陣営が「ファンが一番望んでいる騎手は誰か？」と考え、レーン騎手と判断したようだ。春に短期免許で来日したレーン騎手は、すでに期間が過ぎているが、JRAの定める規定をクリアしたことで、1日限定で免許交付が認められた。
今年の有馬記念は、レイデオロをはじめ、クロコスミアなどラストランの馬が多い。また、実力馬も集結するということで、例年以上に豪華であり、また例年以上に盛り上がると考える。
そこに来て「リスグラシュー×レーン騎手」。役者が揃う有馬記念でリスグラシューが主役の座に一歩近づいた。有終の美へ期待。
