【書評】POGの達人 完全攻略ガイド 2020~2021年版

POGの攻略本と言えば「POGの達人」。通称、赤本。

 

馬体写真・生産者や厩舎などから得たリポート、そして予想家や著名人が推奨するおすすめの馬など、さまざまな情報が記載されている。

 

毎年販売されている攻略本。競馬ファンに長く親しまれている本だけあって、情報量と正確性に信頼がおける

 

毎年POGを楽しんでいる方はもちろん、POG初心者の方にもおすすめの一冊。

 

 

情報

タイトル
POGの達人 完全攻略ガイド 2020~2021年版
Kindle版(電子書籍)
著者 須田 鷹雄
出版社 光文社
発売日 2020/5/2
価格(Kindle版) 1700円(-円)
著者プロフィール 1970年、東京生まれ。
東京大学経済学部在学中より競馬関係の仕事を中心としたフリーライターとして活躍し、JR東日本社員との兼業時代を経てライター専業に。
主に競馬評論家としての執筆活動をするほか、他の公営競技やカジノなどギャンブル全般についても評論・執筆を行う。
それと並行してテレビ出演やイベント・番組の構成も手掛ける

 

概要

延べ1400頭以上の有力2歳馬情報が満載です。

1、 カラーパドック340頭

2、 育成牧場リポート

3、 海外トレーニングセール情報

4、 イケてなかった馬列伝

5、 東西調教師インタビュー

6、 東西有力厩舎情報リポート

7、 関東&関西穴馬早いウマ

8、 達人たちのオススメ10頭

 

 

コメント

POGの定番本「POGの達人」。通称、赤本。

 

 

馬体写真・生産者や厩舎などから得たリポートなど、POGをやる上で必要な情報がたっぷり収録されている。その中でも、本書の魅力の一つは「達人たちのオススメ10頭」のコーナーではないだろうか。

 

 

須田鷹雄氏をはじめ、辻三蔵氏、栗山求氏など、予想家や著名人など豪華メンバーが、ミッション・テーマに沿って10頭を選ぶ内容。

 

今年は、須田鷹雄氏に与えられたミッションが「他の選出者とカブリなし」。ミッションを受けて「POGの初心」をテーマに選んだようで、大変興味となる情報である。是非、本書を買ってその内容を確認してみてほしい。

 

 

今年は新型コロナウイルスの影響を受け、リモートワークなど例年にない取材と制作を行ったようである。その中で、例年どおりの情報量を保った内容にただただ関心・感謝しかない。

 

 

競馬界だけでなく、世の中の先行きも不安はあるが、今年も2歳馬たちがデビューする。本書を読んで、例年以上に競馬・POGを楽しむことが、デビューする馬たちへの敬意とも考える。

 

毎年POGを楽しんでいる方、またそうでない初心者の方も、是非この本を手にとって競馬・POGを楽しんでほしい。おすすめ。

 

 

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タイトル
POGの達人 完全攻略ガイド 2020~2021年版
Kindle版(電子書籍)