イラストや豆知識を入れて説明しているため、とても読みやすい。
辞典だが、著名人のインタビューや、競馬本・マンガ・映画などのレビューなど、競馬に詳しい方も唸るようなマニアックな内容も記載してある。
競馬初心者からベテランまで、競馬ファン全般が楽しく読める本。
「競馬にまつわる用語」を知りたい方は、この本で知識を得る・深めることをおすすめしたい。
情報
タイトル | 競馬語辞典 ~競馬にまつわる言葉をイラストと豆知識でヒヒーンと読み解く~ |
著者 | 奈落 一騎(細江 純子(監修)) |
出版社 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2018/4/3 |
価格 | 1650円 |
著者プロフィール | 文筆業、ライター集団「グループSKIT」主宰。
【監修】細江純子 |
概要
50音順に「馬名」「レース」「人物」などの競馬にまつわることばをイラストと豆知識でわかりやすく解説。
コメント
辞典だが、驚くほど読みやすい。そして楽しい。
本書のサブタイトルにあるとおり、「イラスト」と「豆知識」が数多くあるため、辞典なのに辞典っぽくない。イラストも親しみやすいタッチで描かれているため、読んでいてなんだか楽しい気持ちにさせられる。困ったら本書を読む、というより読み物としてついつい先のページが気になるような内容だ。
辞典としての内容は約650語を収録しているだけあって、物足りない・使えないということはまず無いだろう。「種牡馬」「併せ馬」「放牧」と言ったような、競馬ファンなら当然知っているような用語から、「天馬」「芦毛の怪物」と言った異名の説明も収録。
また、「大橋巨泉」「高倉健」などのタレントや俳優の説明まで収録しており、競馬に詳しい方でも、この本を読むと唸らざるを得ない箇所に多々巡り合うことができるだろう。
(なぜ、「大橋巨泉」「高倉健」が収録されているかは、本書を購入し是非確認してみてほしい。)
本書の筆者の考えだろうか?ページ下部にパラパラ漫画まで入っている芸の細かさ。冒頭で伝えたとおり「辞典だが楽しい」。
本書でより一層競馬が楽しくなることは間違いないだろう。初心者はもちろんのこと、ある程度、競馬用語を知っている方も損はしないはずだ。おすすめ。
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タイトル | 競馬語辞典 ~競馬にまつわる言葉をイラストと豆知識でヒヒーンと読み解く~ |