【優駿牝馬】注目馬!クラヴァシュドール(見解)
■5戦1勝 [1-2-1-1]
「阪神JF(G1)」3着、「チューリップ賞(G2)」2着、「桜花賞(G1)」4着、牝馬の王道路線で堅実な成績を上げてきた馬。勝ち星こそ無いが、どのレースでも上がり上位の末脚を発揮し、内容のある競馬をしてきた。
■サウジアラビアRC2着
「サウジアラビアRC(G3)」では、後の「朝日FS(G1)」優勝馬サリオスにコンマ2秒で敗退し2着だったが、同馬と上がりタイムが同じという内容、2着とは言え評価したい。また、この輸送経験はプラス材料になりそうだ。
■ハーツクライ産駒
父は、日本ダービー2着、有馬記念1着、ドバイシーマC1着と中長距離で活躍したハーツクライ。今回、芝2400メートルへの距離延長となるが、その血統背景から期待が持てそうだ。
■不安は状態面
デビューから馬体重450~452キロで出走してきたが、直近2戦は馬体重が連続で落ちている。
3月「チューリップ賞(G2)」、4月「桜花賞(G1)」というローテで、しかも勝ちにいく仕上げをしていたと考えると、今回疲れがあるのでは?と勘ぐってしまう。状態面は注意しておきたいところだ。
重賞でまだ勝利実績がないが、桜花賞4着からの逆転の可能性を秘めた能力はあると考える。侮れない一頭として、何かしらの印は打っておきたい。