「ヴィクトリアマイル」回顧。
■レース概要
5月17日(日)、東京競馬場で行われた「ヴィクトリアマイル(4歳以上・牝・G1・芝1600m)」。1番人気のアーモンドアイが優勝。勝ちタイムは1分30秒6。
アーモンドアイは、父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、母父サンデーサイレンスという血統。
【着順】
1着:アーモンドアイ
2着:サウンドキアラ
3着:ノームコア
■レース回顧
鞍上C.ルメール騎手のアーモンドアイ。好スタートを切り、先頭集団をマークする形で好位につけた。
中団の前目でレースを進め、最後の直線に入ると悠々と先頭にたち、2着のサウンドキアラに4馬身差をつけて勝利した。
■直線ほぼ馬なりで昨年のレコードタイムに迫る勢い
直線で、他の馬が必死に追い上げる中、アーモンドアイはノーステッキでの走り、途中C.ルメール騎手が後ろを確認すると、その後は馬なり状態で流すような走りで完走した。
強いのは分かっていたが、これほど力の差があるとは思っていなかった。最後の直線でムチを入れて追い上げていたら、昨年のレコードタイム(1分30秒5)を軽く超える結果になっていただろう。
■歴代の名馬に並んだ
今回のレースでG1勝利数を7勝に伸ばし、ディープインパクト、シンボリルドルフ、テイエムオペラオーなど、歴代の名馬に並んだ。まだ5歳、まだまだG1での活躍が期待出来そうだ。今後G1の勝利数をどこまで伸ばすのか注目したい。