こんにちは。
今日は、「高松宮記念、モズスーパーフレア優勝」というテーマで記載します。
【記事のポイント】
・レース概要
・レース回顧
・若松風馬騎手、初G1勝利
・今後について
■レース概要
3月29日(日)、中京競馬場で行われた「高松宮記念(4歳以上・G1・芝1200m)」。9番人気のモズスーパーフレアが優勝。勝ちタイムは1分8秒7。モズスーパーフレアは、父Speightstown、母Christies Treasure、母父Belong to Meという血統。
【着順】
1着:モズスーパーフレア
2着:グランアレグリア
3着:ダイアトニック
■レース回顧
8枠16番と外枠だったが、スタートからすぐにハナに立ったモズスーパーフレア。競馬ファンなら誰もが予想していた展開だったと思うが、見事な走り出しだった。
その後はインベタでリードを取り、最後の直線もそのまま最内を突く逃げの走りで粘り込んだ。
17分に及ぶ長い審議が行われ結果は、1位入線の15番人気クリノガウディーが走行を妨害したとして4着降着。2着入線のモズスーパーフレアは繰り上げ優勝となった。
勝ったモズスーパーフレアが強かったのはもちろんだが、メンバー上がり最速をマークしたグランアレグリア、最後のコーナーを外から回し、後方から一気に追い上げ2着に入り込む走りは驚異と感じた。
■若松風馬騎手、初G1勝利
7年目にして初のG1制覇となった若松風馬。JRA2014年の新人賞に輝いた経歴の持ち主、重賞勝利も毎年コンスタントに挙げており若手騎手の中で最も有望な騎手の一人といっていいのではないだろうか。
今回たなぼた感があるが、重馬場で他が外差しばかりの中、逆に内ラチ沿いで勝負するところは見事であった。
モズスーパーフレアには最初主戦騎手として騎乗していたが一度離れている。それでも再び騎乗依頼され結果を掴み取れたのは、日々の精進のたまもの、1着クリノガウディーの出走妨害による降着で繰り上げ1着(優勝)となったが素直に喜んでいい結果だ。
■今後について
春のスプリント王者決定戦を制すれば、次は秋のスプリント王者決定戦「スプリンターズS」が目標となるはセオリーだろう。
今回、持ち味の逃げで勝った。自信をつけた人馬が秋に向け更に力をつけ、春秋スプリントG1制覇となることを期待したい。