こんにちは。
今日は、「金鯱賞 、サートゥルナーリア優勝」というテーマで記載します。
【記事のポイント】
・レース概要
・レース回顧
・今後について
■レース概要
3月15日(日)、中京競馬場で行われた「第56回金鯱賞(4歳上・G2・芝2000m)」。1番人気のサートゥルナーリアが優勝。勝ちタイムは2分1秒6。サートゥルナーリアは、父ロードカナロア、母シーザリオ、母父スペシャルウィークという血統。
【着順】
1着サートゥルナーリア
2着サトノソルタス
3着ダイワキャグニー
■レース回顧
結局、一度もムチを入れないまま、2着のサトノソルタスに2馬身差で完勝した。
【序盤】
ゲートに入るサートゥルナーリアは落ち着いていた。スタート後は、前に出るダイワギャグニー、マイネルファンロン、ギベオンらから一歩後ろにつく形で序盤を進めた。
【中盤】
向正面では、中団(5番手)に位置し、しっかり折り合っていた。
【終盤】
最後の直線で外に出すと、そこからメンバー上がり最速をマークする末脚で、先行集団を交わしゴール。
下馬評では、メンバーより一枚上手、レベルが違うという意見があった。その評価が単勝オッズ1.3に反映されてもいた。
誰もが勝つことをイメージし、予想は対抗、単穴をどうするか?という考察に時間を費やしていたに違いない。かく言う筆者もそうであった。
ただ、“ノーステッキ”で勝利というところまでイメージできていた競馬ファンは少ないのでは無いのだろうか。一枚上手どころの騒ぎではなく、もっと高次元の強さを感じた。
■今後について
今回のレースで下剋上はまったくなく、むしろサートゥルナーリアの強さがただただ際立ったレースだった。
レース前に懸念されていた「左回り」「気性(入れ込み)」も問題無かった。これは陣営にとっても大きな意味のある勝利だったに違いない。
昨年の「JRA賞最優秀3歳牡馬」に選ばれ、誰もが認める世代最強の座は得た。暮れの「有馬記念(G1)」はリスグラシューに敗れ2着に終わったが、そのリスグラシューはすでに引退している。
今回のレースで、競馬ファンのこの馬に対する期待はより一層高まったに違いない、春のG1戦線の主役第一候補に一気に躍り出た。