こんにちは。
今日は「金鯱賞×ロードマイウェイ」というテーマで記載します。
3月15日(日)に中京競馬場で行われる「金鯱賞(G2)」。中京を代表する中距離重賞、かつては有馬記念の前哨戦として位置づけられていたが、2017年に大阪杯がG1に格上げされたことに伴い3月に移設された。
現在、人気上位(※)に位置しているロードマイウェイに注目してみたい。
【記事のポイント】
・10戦6勝 [6-1-0-3]
・評価ポイントが多い
・スピード&持続タイプは好材料
■10戦6勝 [6-1-0-3]
前走「チャレンジC(G3)」を勝って、現在5連勝中のロードマイウェイ。
【2歳】
デビュー戦4着とパットしないスタートだったが、続く「未勝利戦」をメンバー上がり最速をマークし勝利。暮れの「2歳500万下」では9番人気と低評価ながら4着と健闘した。
【3歳】
3歳、始動戦「若駒S(L)」は出遅れ波にのれず6着と掲示板外の苦いスタートとなった。春の「3歳500万下」を2着した後は、「国分寺特別(1勝クラス)」を皮切りに、前走「チャレンジC(G3)」まで、怒涛の5連勝を挙げた。
前走「チャレンジC(G3)」は、スタートやや出遅れ、後方からのレースとなったが、最後の直線での豪脚には眼を見張るものがあった。
■評価ポイントが多い
前走「チャレンジC(G3)」の前までは、“好位から抜け出し勝利するケース”が多かったが、前走では“後方から末脚を発揮し差す競馬”もやってのけた。
また、それまで芝1600メートル、芝1800メートルがメインだったが、前走で400メートルの“距離延長への対応力”も見せた。
さらに、東京、新潟、阪神とさまざまな舞台でキチンと勝利を収めているのも評価できる。特に左回りでの勝利は中京との親和性が高い。
「脚質の幅(自在性)」「距離延長」「舞台経験豊富」「左回りの実績」とこれだけ評価ポイントがあるのは好材料だ。
■スピード&持続タイプは好材料
ジャスタウェイ産駒と言えば昨年のクラシックを好走したヴェロックスが有名だが、ロードマイウェイはそのヴェロックスに次いで獲得賞金額が多い。ヴェロックスはG1戦線を進めているが、ロードマイウェイは格下レースで地道に勝ち星を挙げてきた存在である。
走りはキレのあるタイプというよりは、スピード&持続力、いかにもジャスタウェイ産駒らしい。今回の舞台もタイプ的には合っていると思われる。
昨年の皐月賞優勝馬サートゥルナーリアや重賞ウイナーが多数いる、重賞1勝馬としては挑戦者という考えが当然かもしれない。
ただ、これまで格下とはいえ5連勝してきた馬である、実力・実績馬が集まったハイレベルな戦いであっても、十分渡り合えるぐらいに成長しているはずだ。
クラシック路線には間に合わなかったが、遅れてきた素質馬として活躍に期待したい。