こんにちは。
今日は「根岸S、モズアスコット復活V」というテーマで記載します。
2月2日の東京11Rで行われた「根岸ステークス(G3)」。3番人気のモズアスコットが、先頭を走るコパノキッキングを差し切り勝利。勝ちタイムは1:22.7。
■上がり上位の末脚
スタートは出遅れ。向正面でスルスルと立て直し中団につける展開。最後の4コーナーを曲がるところで外から伸びのある末脚を使ってグイグイ伸びて先行集団を捉えると、そのまま先頭を走るコパノキッキングをゴール前で差し切り1馬身1/4の差をつけゴールした。
C.ルメールはモズアスコットとコンビで2018年の「安田記念(G1)」を制しているが、その時も中団から最後の直線で末脚を発揮しグイグイ伸びて最後差し切る競馬だった。
今回も同じような展開、この馬の得意レースに持って行ったC.ルメール騎手の手綱さばきは見事としか言いようが無い。
■今後は二刀流
復活Vを成し遂げたモズアスコット、「フェブラリーS(G1・ダート)」へ駒を進める。またその後はオーストラリア遠征「ドンカスターマイル(G1・芝)」への参戦を視野に入れている。ダートに切り替えるのではなく、芝路線での活躍も狙う、まさに二刀流だ。
Frankel産駒、今のところ早熟傾向が強い。この馬も直近の成績を見る限り、早熟なのではという気配を感じた。そして初ダート。これだけの条件があれば重い印は気が引ける。☆は付けたが正直期待してなかった。
今回、良い意味で裏切ってくれた。
「二刀流」はどのスポーツでもテンションが上がる、競馬も例外ではない。この馬の今後の活躍が楽しみで仕方ない。そう言った意味で、今回良い意味で裏切ってくれた。次走「フェブラリーS」での活躍に期待したい。