こんにちは。
今日は「シルクロードS×モズスーパーフレア」というテーマで記載します。
2月2日(日)、淀の舞台で行われる「シルクロードステークス(G3)」。同レースの優勝馬からはロードカナロア、ストレイトガール、ファインニードルなどが、その後の短距離戦線で活躍している。「高松宮記念(G1)」のステップレースでもある同レース、今後のスプリントを占う上で重要な一戦だ。
現在、人気上位(※)のモズスーパーフレアに注目。
(※)『netkeiba.com』予想オッズ
■現役屈指の短距離馬
昨年の「オーシャンステークス(G3)」ではハナに立つとそのまま独走、直線でナックビーナスの猛追があったが押し切って勝利した。ちなみに、負けたナックビーナスは同レースを3年連続2着という苦い記録を作ることとなった。
前走を勝利し続く「高松宮記念(G1)」では15着と大敗を喫したが、秋の「スプリンターズステークス(G1)」では、勝ち馬のタワーオブロンドンにコンマ1秒差の2着と健闘した。
前走の京阪杯は逃げて8着、芝1200メートルの重賞路線を走り続けているが、やや安定感に欠ける。
格下レースでは安定して馬券圏内に入っているため、総じて実力はメンバー上位とみていいだろう。
■不安は京都実績(4戦0勝[0-0-1-3])
勝利した「オーシャンステークス(G3)」は中山が舞台。その他勝ったレースも中山が多い。中山だけにフォーカスすると実に5戦3勝[3-1-1-0]と馬券圏内100%だ。一方、京都での実績は4戦0勝[0-0-1-3]と連対したことがない。
これほど成績に差があるにも関わらず、2020年を京都からスタートするのには何か意味があるのか?疑問が残る。
G1を好走した馬はモズスーパーフレアとセイウンコウセイ(2019高松宮記念:2着)。実績ベースで考えるとメンバー上位。
持ち前の積極的な競馬が展開にハマれば上位は堅い。鞍上はスプリンターズステークスを2着に導いた松若風馬騎手。慣れたコンビなら期待は高まる。
昨年大敗した「高松宮記念」に向け、ステップレースでつまづくわけにはいかない。