こんにちは。
今日は「フェアリーSの人気上位10頭の見解」というテーマで記載します。
1月13日(月)、中山競馬場で行われる「フェアリーS」。2015~2017年は2桁人気が連対しており波乱傾向が強いレースと言える。春のクラシックに向けた牝馬限定戦。どんな馬が勝ち上がるか楽しみな一戦だ。
今回「フェアリーS」に出走予定の人気10頭を簡単にコメントしておく。皆さんの予想の参考になれば幸いだ。
最終予想は以下に記載。(1/13(月)朝にアップ予定)
→「フェアリーステークス 2020」の予想と結果
■アヌラーダプラ
人気が頭一つ抜けているアヌラーダプラ。父キングカメハメハは好走血統と言える。また血統を踏まえたポテンシャルは「メンバー上がり最速での2連勝」で証明済み。
不安は距離延長(1400→1600m)、直近5年でこの条件で勝利した馬はゼロ。主戦三浦騎手から、3年リーディングジョッキーのC.ルメール騎手に乗り替わりが吉と出るか期待したいが過信は禁物。
以下の日記で詳細を記載しています。
→【フェアリーS】アヌラーダプラ、大器の予感がする素質馬
■シャインガーネット
新馬戦、赤松賞を共に勝利。このレースに出走するレベルとしては申し分ない。中山1600実績があるのも好材料だ。
不安はテン乗りとなるO.マーフィー騎手、2連勝している田辺裕信騎手を外してまで起用する必要はあるのか疑問。激しい気性を受け継ぐ場合が多いオルフェーヴル産駒、折り合い次第では凡走もありえる。
■ダイワクンナナ
デビュー戦「2歳新馬」を3馬身半差をつけて圧勝。母は名牝ダイワスカーレット。残念ながら繁殖牝馬として重賞を勝った馬を輩出していない。偉大な母に初の重賞制覇をプレゼントできるか。母親の功績に恥じない走りに期待したい。
■スマイルカナ
絶好の枠に入った。前走「ひいらぎ賞」のようにハナを奪って展開できれば勝ち負けの可能性は出てくる。1枠1番と好枠を得た、柴田大知騎手の思い切った競馬に期待がかかる。
■ポレンティア
アヌラーダプラで挙げた通り、距離延長で勝った馬は直近5年でゼロ。この馬も前走1500mが気になる。また、約5か月の休み明け、キャリア2戦目で初重賞と条件は厳しい。
■チェーンオブラブ
前走距離延長(1400m→1600m)で挑んだ赤松賞を4着。馬券圏内に入れなかったがメンバー上がり最速のパフォーマンスは評価、この瞬発力は今回のメンバーでも上位と見ていいだろう。初の中山、右回りではあるが克服できれば上位争いできそうだ。
■ペコリーノロマーノ
3戦2勝 [2-0-0-1]で、すべて芝1400メートルを使ってきた。ここにきて距離延長が些か疑問であり、不安材料でもある。父ロードカナロア譲りのスピードがどこまで通用するか興味だ。
■ニシノステラ
ダート1戦の馬が、初の芝で好走するのは厳しいだろう。
■カインドリー
今回と同じ舞台のデビュー戦を勝利しているが、1枠1番の内枠の利があった点を踏まえると評価しづらい。前走「黒松賞(1200メートル)」からの距離延長も不安材料。重賞初勝利は厳しい気がする。
■ソーユーフォリア
1400メートルの経験しかない。しかも前走「つわぶき賞」で負けている。突出した実績がない、距離延長、初の中山・右回りと条件は厳しい。勝つイメージがわかない。