こんにちは。
今日は「朝日杯FS×サリオス」というテーマで記載します。
12月15日(日)、阪神競馬場・芝1600メートルの舞台で開催される「朝日杯フューチュリティステークス」。2歳のチャンピオン決定戦として注目です。
今年も重賞ウィナーを含む有力馬が出走登録しているが、その中でも競馬ファンから断然の注目を集めている馬としてサリオスが挙げられる。
■サリオスとは
デビューから2連勝中のサリオス。デビュー戦を2馬身差の勝利で華々しいスタートを切ると、2戦目のサウジアラビアRCを、2着クラヴァシュドールに1馬身以上の差をつけてレコード勝利。2歳の王者としてもっとも近いといってもいいだろう。
■主役である理由
2歳戦で結果を出してきたサリオスは以下の点で「朝日杯FS」の主役と言える。
●『netkeiba.com』の予想オッズで2.0倍の1番人気。(2019/12/10朝)
●出世レース「サウジアラビアRC」を制している。
サウジアラビアRC歴代優勝馬は「グランアレグリア」「ダノンプレミアム」などがいる。
・「グランアレグリア」は、朝日杯FS3着だったがその後桜花賞を制覇している。
・「ダノンプレミアム」は、朝日杯FSを制し、その後G1勝は無いものの天皇賞(秋)、マイルCSを共に2着と好走している。
■競馬に絶対はない。不安は?
競馬に絶対はない。近いところで「阪神JF」がある。単勝オッズ1.8のリアアメリアが馬券圏内はおろか掲示板にも入れなかったわけだから。
サリオスの不安要素は以下だろうか?
・初の長距離輸送。
・初の右回り。
・初の多頭数。(枠にも左右されそうだ)
2歳である以上、初めての経験は他の馬も大体同じ。挙げると切りがない。
他は逃げ馬が圧倒的なパフォーマンスを見せてレコード決着の展開になってしまうこと。「阪神JF」がそうであったように、あれだけ差をつけられると末脚自慢の馬でも届かないことはある。
他の馬も含めまだ未知の部分はある、また不安点もあるが、ここまでの実績を踏まえるとサリオスが主役であることは間違いないだろう。
クラシックへの登竜門とも言われている「朝日杯FS」での好走を期待したい。
出典:netkeiba.com(撮影:下野雄規)