「チャンピオンズカップ 2019」の予想と結果です。
目次
レース情報
基本情報
日程 | 2019年12月1日(日曜) |
開催 | 中京競馬場・11R |
格付け | G1 |
距離 | 1,800メートル(ダート・左) |
条件 | 3歳以上 |
負荷重量 | 定量 |
出走数 | 16頭 |
本賞金(万円) | 1着10,000・2着4,000・3着2,500・4着1,500・5着1,000 |
天気 | 晴れ |
馬場 | 良 |
レース概要
・ダート界の実力馬が揃う一戦。
・日本のダート競走においても「ジャパンカップと並ぶ国際競走を開催しよう」という機運が高まり、2000年に「ジャパンカップダート」が創設された。
「チャンピオンズカップ」レース情報
コース概要
・ゴール前直線の上り坂の途中からスタート。
・1コーナーまでの距離は約300メートル。
・2コーナー半ばから向正面の半ばまで緩やかな上り坂。
・向正面から4コーナー過ぎまで緩やかな下り坂。
・ゴール前に直ぐに全長160メートルの上り坂。その後はほぼ平坦。
・ゴール前直線は約410メートル。
レースの注目馬
出走登録予定馬の中で気になる馬をピックアップ。予想ではございません。
(2019/11/28)
クリソベリル
デビューから5連勝中のクリソベリル。今年の重賞レースはどれも2着に差をつけ圧勝している。地方競馬ということで過大評価は危険かもしないが、前目で走りメンバー上がり最速を使った勝利を考えると能力があると捉えたい。また、父ゴールドアリュールで多数ダート馬を輩出している血統背景からも期待値は上がる。
実績のある古馬が多く純粋に力負けの可能性もあるが、ここは能力で凌駕するところを見てみたい。主戦・川田騎手とのコンビで「初JRAのG1勝利」に期待!
インティ
デビュー2戦目から7連勝、今年のフェブラリーステークス(G1)で優勝したインティ。前走のみやこステークスで15着と大敗したが、超ハイペース、斤量という点が厳しかったと考えられ、また4コーナーでの不利が大きな敗因と言えそう。
フェブラリーステークスを優勝しているので、同一年JRAダートG1ダブル制覇となれば「最優秀ダート馬」のタイトルは間違いない。
怒涛の7連勝からのかしわ記念2着、帝王賞6着、そして前走みやこステークスでは大敗と下降傾向。立て直しが課題となるが、主戦・武豊騎手とのコンビ復活で復権に期待したい・・・!
レース予想
ダート王決定戦「チャンピオンズC」。2年前の覇者ゴールドドリーム、今年のフェブラリーS覇者インティ、その他デビュー5連勝中のクリソベリルなど豪華メンバーが揃っています。とても楽しみなレース!
予想印
■予想印の順番
■出馬表と予想印
予想コメント
・サンデーサイレンス系(Pサンデー、Dサンデーに注目)
・今年、連対経験あり(実績のある馬)
・前走好走(5着以上)
・内枠
「東海ステークス」でインティ1着とチュウワウィザード2着であった。同じ舞台の本レースも能力、実績面からみてこの2頭の争いと考える。その後、帝王賞では逆の勝ち負けとなったが重馬場であったため、チュウワウィザードに適性があったと判断。今回、馬場は良いのでインティに分があると考える。
クリソベリルは「中央」「実績ある馬(古馬)相手」という点において“どこまで通用するか!?”が鍵。クリソベリルにとって真価が問われるレース!注目です。
レース予想の結果
レース結果
レース回顧
2番人気のクリソベリルが優勝。
ダート王決定戦は、一昨年の覇者ゴールドドリーム、フェブラリーS覇者インティと言った実力ある古馬ではなく、破竹の勢いで5連勝中の3歳馬クリソベリルであった。
これまでのレースを見れば誰しも強い馬と思うだろうがそれは地方競馬の話。実力馬が集結した中央G1では、その能力は未知数であったため、最後まで悩んで「古馬が一枚上手」と判断した。クリソベリルは強いと思ったが、最後まで信じきれなく悔しい限りだ。。。
【本命◎】インティ<結果:3着>
武豊騎手、インティお疲れさまでした!
この馬らしい競馬が出来たと思います。スタート後ハナを切り、道中もペースを保ちながら終盤に持ち込む走りは文句のつけようが無いです。最後の直線で差し切られて3着でゴールとなりましたが、上位2頭が強かったに過ぎないです。
本命だったので残念と言えばそれまでですが、今年フェブラリーSで優勝した後、かしわ記念2着、帝王賞6着、そして前走みやこSでは15着の大敗をしてきた馬を暮れのレースで見事立て直した陣営、武豊騎手、そしてインティに「お疲れさまでした!」という感想しかない。
【対抗○】チュウワウィザード<結果:4着>
4着は仕方ない。
スタート後の位置取り、そして道中の折り合いもよく、割と良い条件で4コーナーを回った。最後の直線で前を走る馬たちをどのように交わすかが判断の分かれ目だったと思うが、福永騎手は外に出した。
内を走っていたので、無理にロスをしてまで外の選択をしなくてもいいのでは?と思うかもしれないが、前にクリソベリルとインティがいたので「外から差す」というのは判断として間違っていなかったと考える。
その後、インティの脚が落ちたところが誤算で、結果だけをみれば、「そのまま内を突ていればインティを差して3着になれた」となるが、それは仕方ないとしか言いようがない。最後の末脚は良かったので次に期待!
【単穴▲】オメガパフューム<結果:6着>
中央だと厳しいか・・・?
これまでの実績と世界の名手デットーリの騎乗などを考慮し馬券圏内を予想していましたが結果は6着。これまで最後の末脚を活かした勝利が多かったが、今回は力一歩及ばずという印象でした。
左回りや距離(短い)という点が敗因として挙げられるかもれませんが、上位馬と比べシンプルに力の差を感じましたね。。。
地方競馬では結果を出している馬、暮れの大一番「東京大賞典」を出走するのであれば、今回の結果で予想を下げるのではなく、引き続き期待して良い馬だと思います。